世界的名作「7つの習慣」を紹介します!!
こんにちは、よるさかです!
今回は僕が読んで衝撃を受けた名作、スティーブン・R・コヴィー著「7つの習慣」を僕なりにご紹介します!
すでに3000万部を超える売り上げを誇る大ベストセラーです!
なぜ僕がおすすめするのかというと、この本は
”人間の教科書”
と言えるほど、人間はどうあるべきかということが丁寧に書かれています。
ここで勘違いしてほしくないのは、この本は人間の生き方について小難しく書かれている自己啓発本ではなく、”どんな人でも必ず役にたつことが書かれている本”だということです!
「たかが自己啓発本でしょ。」
という人もいると思いますが、1度手に取って読んでみてください!
きっと読み始めたら止まらなくなります!(僕がそうでした)
この記事では読者のみなさんのお役にたてそうな部分をご紹介します!
記事を読んで興味がわいた方は是非買ってみてください!
この記事に書かれていること以外にも役立つ考え方があるかもしれません!
[:目次:]
1.インサイド・アウト
みなさんは”人格主義”と個性主義”という言葉を知っていますか?
筆者はこれらの言葉を次のように定義しました。
”人格主義”
誠意、謙虚、誠実、勇気、正義、忍耐、勤勉、質素、節約、黄金律など、人間の内面にある人格的なことからうまれたもの
”個性主義”
個性、社会的イメージ、態度・行動、スキル、テクニックなど、人間関係を円滑にする
ためにうまれたもの
筆者は現代における文献の多くが、”個性主義”1色になっていることに気づきました。
- 相手が自分のことを好きになるように仕向けるテクニック
- 自分が好かれるために、相手の趣味に興味があるふりをするテクニック
”個性主義”は成功の要因の1つであるが、最も重要な”人格主義”をないがしろにしてしまっていたのです。
2面性や不誠実といった人間の根本的な欠陥がある状態で、人に影響を及ぼすテクニックを使って成功を得たとしても長続きしない。
筆者は基礎となる人格の良さがあって、はじめてテクニックもいきてくることを伝えています。
筆者は”問題の見方”についても言及しています。
- 夫婦関係がうまくいっていない夫。お互いの愛情を感じず、カウンセリングやセミナーを受けたが昔の気持ちが戻ってこない。
- 部下に自主性や責任感を知ってもらえない会社員。気さくで公平な上司になろうと努力しているが、部下に伝わらない。
こういった一見相手側に問題があるように見えることも、筆者は問題をかかえている本人たちに問題があると主張しています。
夫婦関係がうまくいかないのは、自分の妻への無理解を改善しようとしてこなかった結果ではないのか、部下がわかってくれないのは、その人本人に2面性があるからではないのか。
筆者はこういった問題の多くは、個性主義で解決できないもっと根深い問題だと主張しました。
だからこそ必要なのが”インサイド・アウト”という考え方です。
問題を解決したいのなら、まずは自分の内面から変える。
自分が愛情を受けたり、信頼されるためには、まず”人格”を高めることが必要だということです。
この考え方は、どんな人にも共通してあてはまることだと思います。
筆者のいうとおり、自分の内面から変えていかない限り、問題の根本的な解決はできませんね。
2.信頼口座
みなさん、普段生活していていろいろな人と会話をする機会があると思います。
それは家族や友人といった親しい仲の人の時もあれば、お店の店員さんや学校で初めてしゃべるクラスメートかもしれません。
ですが、確かなことは人によって接する時の態度は違うということです。
みなさん、親しい友人と話している時としゃべったことのないクラスメートと話す時では、気の使い方や言葉選びに差がでるのは当然です。
それは”信頼口座”の残高に違いがあるからです。
今まで一緒にいた友達は、相手がどのような人間か理解しています。
たとえ、その相手をいじったり軽い言い争いになったとしても、信頼口座の残高が高ければ関係が破綻することはないのです。
ただこの”信頼口座”の怖いところは貯めているか、引き出しているかがわからないところにあります。
例えば、自分の娘にいろいろな経験をさせたいとたくさんの習い事をさせている母親を思い浮かべてみてください。
母親は
「私がやっていることは間違いなく娘のためになっている!それを娘もわかってくれているはずだ。」
しかし娘からすると、
「こんなに忙しいのは、自分に習い事をさせる母親のせいだ」
とおもってしまうかもしれません。
こうなると、その親子の信頼口座には貯金と引き出しの違いがうまれます。
そして、信頼口座の残高が0になったとき、娘は母親に反抗するようになります。
これは、どんな人でも起こる可能性があります。
このようにならないためにも、相手の立場に立って考えることが大事です。
3.最優先事項を優先する
みなさんにやりたいこと、もしくはやったほうがよいと思っていることはありますか?
それは毎日の運動や読書かもしれません。
それらはきっと自分のためになることが多いです。
しかし、普段やらなければいけないことが多く、後回しになっていますか?
物事は次の4つに分類されます。
- 緊急で重要なもの(第1領域)
- 緊急でないが重要なもの(第2領域)
- 緊急だが重要でないもの(第3領域)
- 緊急でなく重要でないもの(第4領域)
みなさんがやりたいことはこの第2領域に入っていませんか?
普段の生活で最も初めにやらなければいけないことは第1領域です。
ただ、第3領域にあるものが第1領域に入っていることがたまにあります。
緊急であることに注目しすぎて、重要かどうかを見逃してしまいがちです。
1日のなかに第2領域の時間を確保しましょう!
将来的に自分を成長させることにつながります!
4.Win-Win or No Deal
みなさん、学校や職場などで自分と意見が違う人と1つの結論をださなければいけないとき、どうしますか?
話し合いながら、結論を導き出すために妥協が必要ですよね。
ですが、できるのであればお互いが満足できる結論にいたることがベストです。
こういった話し合いの結論は、次のように分類されます。
- Win-Win(お互いが満足する)
- Win-Lose(自分は満足するが、相手は不服)
- Lose-Win(自分は不服だが、相手は満足)
- Lose-Lose(自分も相手も不服)
- Win(自分が満足)
- Win-Win or No Deal(お互いが満足、そうでなければ交渉決裂)
自分が相手よりもマウントをとり、頑固に自分の意見を通すような人はWin-Lose、相手との関係を壊したくなく、自分に意志がない人はLose-Win、自分も相手も頑固で衝突してしまう場合はLose-Lose、相手がどうなろうが関係ないと思っている人はWinになります。
もちろんWin-Winがベストですが、そううまくいかない時もあります。
そういうときは思い切って関係を白紙に戻してはどうでしょうか?
お互い不服な結果で無理矢理話を進めるよりは、今回は関係を白紙に戻し、次回から関係を持ちましょうという姿勢はとても合理的です。
これはお互い会話をしなくなるということではなく、1つの話題で話が止まったら話題を変えたり、お互いものを使わずに別のことをしようということです。
簡単ではありませんが、不服をお互い感じないという点でとてもよい方法だと思います!
5.最後に
今回は、スティーブン・R・コヴィー著の「7つの習慣」を紹介しました。
この他にも、たくさんのためになることが書かれているので、ぜひ読んでみてください!
それじゃあ、さいなら!